• interview #02

    バルテス株式会社

    代表取締役社長

    田邊 浩一

    profile1978年生まれ。大手SIerで生産管理システムの開発やプロジェクトマネジメントを担当し、海外拠点でグローバルヘルプデスクの構築も経験。その後、事業会社のIT部門でキャリアを重ね、幅広い業務知識を習得。2021年にバルテスへ入社し、名古屋拠点の再建や西日本エリアのマネジメントを主導。採用や組織改革に注力し、2024年2月に同社取締役、2025年7月に代表取締役社長に就任。
    • section #01

      「原点回帰」と「アップデート」を
      キーワードに、
      さらなる高みを目指していく

      2024年2月、バルテスの取締役に就任した当時、私は西日本エリア全体のマネジメントを担いながら、名古屋拠点の体制強化という重要な取り組みに挑んでいました。現場の声に一つひとつ耳を傾け、採用の仕組みを再構築し、業務フローを改善し、チームの意識を変える──そんな取り組みを続ける中で見えてきたのは、急成長の過程で、部署ごとのやり方や価値観に「ゆらぎ」が生まれているという現実でした。

      このままではバルテスらしさが薄れ、強みを発揮しにくくなるかもしれない。そう感じたからこそ、方向性をひとつにまとめ、同じゴールを見据えた組織をつくろうと決意しました。そのためには、部門と部門、人と人をしっかりつなぎ、横のつながりを強める仕組みを構築しなければならない──そんな想いを胸に、私は2025年7月、バルテスの代表取締役社長に就任しました。

      社長就任後、私が掲げたキーワードは「原点回帰」と「アップデート」です。
      「原点回帰」では、品質の基礎スキルを全社的に見直し、バルテスの強みを再認識するためのコアコンピタンス(企業が持つ競争優位の源泉であり、他社には真似できない核となる能力)研修や既存の仕組みを再活用する施策を進めています。特に、創業以来バルテスが培ってきた独自のテストメソッド「QUINTEE(クインティ)」について、今一度全社でその価値を再認識し、改めて体系的に学び直す機会を増やそうとしています。
      また「アップデート」については、AIを活用した自社プロダクトの活用や、テスト自動化の推進を通じて、業務効率や働き方を変革し、新しい文化を生み出しています。

    • section #02

      3社の強み・技術を
      「幅を広げる」ではなく
      「より尖らせていく」という
      事業戦略を軸に仕組みを再構築中

      バルテスは創業以来「品質」を大切にしながら事業成長を続けてきた企業です。この強みを活かしながら、これからは事業の幅を「広げる」のではなく、より「尖らせる」ことを目指していこうとしています。

      例えば、今後はAIを活用したプロダクトを自社からリリースしていく予定です。「人が増えなければ売上も増えない」という構造から脱却し、業務効率と品質の両面を高めていく仕組みをつくっていきます。

      また、海外拠点と連携した体制づくりの強化も進めています。私は2025年4月よりバルテスのオフショア拠点であるフィリピンの「VALTES Advanced Technology, Inc.」の代表も務めており、現地メンバーとの連携をさらに強化しているところです。「コストは安いけれど品質は低い」という印象を持たれやすいオフショア開発業界全体のイメージを覆し、高いスキルを持つ人材と連携することで、質の高いサービスの提供を目指していきます。

      一方で、バルテスが成長し続けるためには、従業員一人ひとりの成長が欠かせません。そのため、業界ごとの専門知識を身につけられる教育や、製造・物流・公共といった特定分野に強い人材を育てる仕組みを整えています。お客様の事業や業務の背景まで理解したうえで、より良い品質を届けられるプロフェッショナルを増やしていくのが目標です。

      さらに、社員のキャリアを応援するために、若手からマネジメント層までどのキャリア層でも学び続けられるような学習機会の整備にもより一層力を入れていきたいと考えています。特に今後は、階層別の研修をより充実させ、それぞれの役割に応じた成長を後押しできる体制を強化していきます。例えば、これはあくまでも構想中のアイディアのひとつではありますが、バルテスの未来を一緒に考える合宿なども今後実施していけたら、私の目指す「同じゴールに向かって走れる組織」にまた一歩近づけるのではないかと考えています。

    • section #03

      働く楽しさは、仲間と力を合わせて
      目標に向かう中にある

      「働く」ということに社会人が費やす時間は人生の約3分の1。だからこそ、楽しくないともったいないと思いませんか?私は「働く楽しさ」は仲間と力を合わせてひとつの目標に向かう中にあると信じています。

      バルテスの一番の魅力は「助け合う風土」です。これまでいくつかの企業で働いてきた中でも、バルテスで感じる“仲間を支え合う雰囲気”は本当にすばらしいと思います。困ったときには誰かが必ず手を差し伸べてくれるし、部門内での一体感もしっかりあります。
      もちろん、急成長する過程の中で課題が出ることもありますが、部門や人のつながりをもっと強め、この風土を守り、さらに良くしていくことが私の使命です。社員全員が「この会社で働けてよかった」と思える環境をつくっていきたいですね。

    • section #04

      経験だけに頼らず、常に何かに
      チャレンジし続ける姿勢を
      忘れずに持ち続けてほしい

      転職を検討している方に伝えたいのは、バルテスグループにはチャレンジする環境が豊富にあることと、風通しの良い組織風土が根付いているということ。もしも今、このどちらかまたは両方で悩んでいるとしたら、ぜひ当社で活躍してほしいと思っています。

      ある程度キャリアを積んだ方であっても、「チャレンジし続ける」ということは大切にしてほしいですね。10年、20年同じことをやり続けたり、昨日できたことが今日もできるのは当たり前。その上で、今まで後輩・部下の育成経験がなかったら今後は育成をしていったり、プロジェクトリーダー経験がなかったのなら今後はリーダーにチャレンジしていったり。もちろん、新しい技術を身につけたいというのも良いと思います。
      バルテスグループは失敗に対して寛容な組織です。一度失敗したことに対して、「何が駄目で、今どうしようと思ってて、次はどうするのか」を決められれば、失敗自体に対して何かお咎めがあるわけではありません。何かをしようとすれば必ず課題は出てくるものなので、「次に進んでいるかどうか」っていうのを重要視しています。

      新しいことに挑戦しようとしている方を、バルテスグループは歓迎します。