• #バルテス
  • #PL
  • #QAエンジニア

ノウハウを体系化し、
会社全体を
より良くしていきたい

バルテス
エンタープライズ品質サービス第1事業部
金融ソリューション部
PL(QAエンジニア)

U.M.
入社年
2020年
出身学部・学科
工学部電気情報工学科 / システム情報科学府 電気電子工学専攻
学生時代に熱中したこと
学部生時代は学祭出店やゲーム制作など。院生時代は研究とオーストラリア留学が記憶に残っています。
  • #バルテスに興味を持った理由

    「品質」に関われば、システム開発の全体を見渡す力がつけられると思った

    大学で研究していたのは、電気情報工学科でリニアモーターなどで用いられる超伝導(特定の金属や化合物などの物質を冷却したときに、電気抵抗が0になる現象)について。ハードウェア寄りの研究でしたが、ソフトウェアに関連する企業に就職し、ゆくゆくはハードとソフトを使いこなすプロフェッショナルとして活躍したいという思いを抱いていました。また、お客様とのコミュニケーションが多い現場でいち早くレベルアップし、やりたいことが実現できそうな企業を中心に見ていました。

    バルテスは就活サイト経由でスカウトされたことがきっかけで知り、リアルイベントに参加しました。その際、人事の方が私に興味を持ってくださり、研究について深く掘り下げて質問いただいたことが強く心に残っています。「接しやすさ」がバルテスに対して感じた第一印象でしたが、話を聞く中で「『品質向上』という仕事だったら、システム開発の上流から下流まで全体に関わることができそうだ」と感じ、入社を決めました。

  • #今の仕事内容と魅力・厳しさ

    年々上がっていく期待値に、どれだけ応えられるかが腕の見せ所

    私が担当しているクライアントは金融業界のお客様。テスト計画書の設計から実施、その後のテスト報告書のレポート作成まで、品質に関わるさまざまなプロセスのアウトプット方法などを提示するQMO(Quality Management Officer:組織のプロジェクト管理を担うPMOのなかでも、品質管理に特化した役割を担う役職のこと)という立場から、メンバーへの作業指示やお客様との打ち合わせを行っています。だいたい打ち合わせが1日の半分を占めていて、整理した業務をサブリーダー、設計チームに振り、上がってきた内容をチェックしてお客様に展開する…というのが日々の業務の流れです。
    自分の知識や経験をもとにお客様に説明し、新しい気づきをもたらせるのはやはり面白いですし、品質に重きを置いた会社ならではだと思っています。

    私たちが提供している「QUINTEE(テスト専門企業であるバルテスが、ソフトウェアテストを主軸に、品質向上・生産性向上に関連する知見を体系化したもの)」は、金融業界のお客様から厚い信頼を置いていただいている一方で、年を経るごとに期待値は上がっているので、クオリティを維持するのも上回るのも非常に大変ではありますね。

  • #印象に残っている仕事のエピソード

    問題の本質を捉えたうえで能動的に動き、クライアントから高い評価を得た

    以前関わった金融機関のプロジェクトは、私たちが参画した時点から既にさまざまな課題を抱えていました。どれほど困難を極めたかというと、事業部長からも「頑張った上で無理だったら案件から抜けて良いからね」と言われるほど。日々様々な問題が起きて、そのたびに対応に追われました。

    このプロジェクトがトラブル続きになっていた要因は、各社のPM(プロジェクトマネージャー)同士の「コミュニケーション不足」。「言われたことしかやらない」という受動的なスタンスのままでは、このプロジェクトは崩壊してしまう…。そんな危機感を覚え、「今後こういう問題が起こるであろう」というリスクを常に想定した上で、それらのリスクを回避・軽減するには何をするべきか考え、能動的に行動することに。各社ごとに異なる認識のままプロジェクトが進行していたため、まずはそれぞれの担当者に直接話を聞き、各社とお客様の橋渡し役をしました。その結果、なんとかプロジェクトを納め切ることができ、クライアントから高い評価を得ることができたのです。

    この実績が見込まれ、今まで複数社入っていたプロジェクトを翌年度からバルテス1社で…とお客様から打診いただいた際には、かなりのプレッシャーを感じてしまいましたが、お客様や他社と密にコミュニケーションを取り、先回りしながらリスク回避・軽減のための+αの行動を取り続けたことが評価に繋がったのかな、と嬉しく思います。

  • #今後のキャリアプラン

    プロジェクトのクオリティを高め、メンバーも成長できる仕組みづくりに尽力し続けたい

    現在はプロジェクトリーダーという立場なので、次はプロジェクトマネージャーとしてマネジメントのプロフェッショナルを目指していきたいです。今は上から「こういう案件があるんだけどやってみない?」と案件を振ってもらっている状態ですが、スキルを身につけて、ゆくゆくは提案段階から案件に関わっていける人材になりたいです。

    また、お客様のシステムの品質を高めるのと同じぐらい大事にしているのが、一緒に働いているメンバーの成長。バルテスは大規模なプロジェクトを数多く扱っていますが、それを回している各チームはまだまだ小規模です。体制を整えた上で、それぞれの役割をしっかりコントロールできるように、マネージャーならマネージャーの、リーダーならリーダーのノウハウを体系化し、会社全体に好循環をもたらす仕組みを構築したいですね。

  • #バルテスのここが自慢!

    基礎が身につけば、自由に案件に取り組める

    案件を回す立場にまでステップアップすると、自分でアプローチ方法や工程などを考えて運用できるので、上司の細かい指示もなく、自由に業務に取り組めます。ある程度やるべきことをやれば、チーム内でうまく調整し合いながら適宜休みも取ることができます。

    また、チーム内に限らず、組織内の縦・横のつながりも常に感じられるのはバルテスの良いところ。違う部門で働いている同期が今どのような仕事をしているのか、他の社員経由で知ることがありますし、逆に「梅原くん、今こういうことをしてるんだってね」と、日頃関わらない部署の方から声をかけていただくことも。上司・部下がお互いに気兼ねなく接することができるのも、自由な社風の会社ならではだと思います。

ある日のスケジュール

9:00
メールチェック、スケジュール確認など。
9:15
朝会の実施(作業の割り振り、進捗確認、顧客からの情報を共有など)。
10:00
バルテス内または顧客との打ち合わせのため、資料の読み込みまたは作成を実施。
12:00
昼食・休憩
13:00
成果物に関するレビューがある際は事前準備を実施。特に打ち合わせがなければ、管理業務をメインに実施しつつ、各メンバー毎に作業状況の確認や内部レビューを実施。
15:00
日次で実施される顧客との夕会の準備やメンバーのタスクを一部巻き取りながら作業。
17:00
顧客との夕会参加(進捗確認、課題/問題点共有、他チームからの情報連携など)。
17:30
バルテス内の夕会を実施(顧客との夕会で出た情報を共有)。
18:00
締め作業(翌営業日の作業確認、タスク担当者の選定など)、退社。